こんにちは。
今日は農学部について、受験時と今のギャップを元に、農学部のいいところを紹介したいと思います。
(↓ここから少し余談)
ブログを学校が始まってからずっと放置していましたが、それなりにアクセスがあったことに驚いています。
特にオンライン授業についてと、農学部の実態についてはそれなりに需要があったようです。(後者は特に中身がスカスカだったのが申し訳ないです)
そこでもう少し農学部のことを深く紹介できればなと思います。
1 たくさん実験ができる
学科にもよりますが、実習(畑いじり)より「THE化学実験」といった感じのものが多いです。
特に私の学科は週3回ほど実験があり、学部1,2年生は毎週実験とレポートに追われる日々でした...
やはり理系は遊べない運命なのでしょうか...
遊んでた人たちはどんどん単位を落としていましたが、ほとんどの人は真面目に勉強していました。
そもそも、理系の学科は目的意識が明確でないと選ばれないと思うので、勉強に対して意欲的な人が多い印象です。
2学べる範囲が広い
農学部は学部のデパートと言われるだけあって、農業経済学や農業工学、応用微生物学など様々な分野があり、文系、理系問わず学ぶことができます。
私と同じ学部の友人はDNAの研究をしていたり、植物の害虫の研究をしていたり、ラットの腸細胞を調べていたり、食品添加物とマーケティングの関連性を調べていたりと、学びたいと思えることは一通り学べる気がします。
昆虫や植物などはもちろんのこと、食品、化粧品、香料なども実は農学部で学べます。
よく比較される理学部との大きな違いは、理学部が基礎的な研究を行うのに対して、農学部では応用的な研究が多いです。
例)乳酸菌に関する研究の場合
理学部:乳酸菌の生成する乳酸とその化学構造について、など
農学部:ヨーグルト中で効率的に乳酸を生成する乳酸菌の発見、など
3友人ができやすい
農学部は絶対数が少ないので、同じ農学部をみつけると仲間意識が芽生えます笑
(割合的には大学生が100人いたら2,3人くらいが農学部って感じらしいです)
また座学だけでなく実習、実験が多いためコミュニケーションをとっていれば友達は絶対にできます。実験ではデータの共有をしなければならないので必然的に会話は発生します。
また農学部は陽キャと陰キャの中間みたいな人が多いので、個人的に楽に付き合えると思います(笑)
4食品系の就職に強い
理系において食品企業はその知名度からありえん人気があります。
(上記にある食品企業は誰もがご存知かと思います)
文系で就活する場合は、大学時代の活動(サークル、ボランティア、留学)などを武器にします。
一方で理系の武器は研究です。一般的に自分の専門性にあった内容が評価されやすいと言われています。
企業の採用HPなどをみてみると農学部出身の方が多いのに気づくと思います。
私は高校生の時点で食品企業を狙っていたため農学部を選びましたが、理系の学部選びは就職に直結するため慎重に選んだほうがいいと思います。
もちろん食品系にこだわらずITなどにも行けますが、圧倒的にOBOGに食品系に就職した先輩方が多いので、これを活かさないのはもったいないです。
大学によっては推薦などもあるのでチェックしてみましょう
5楽しい
小学生の感想みたいなことを言っちゃいましたが、本当に楽しいです。
学びたいことを学べますし、自分の学んでいる内容が直接生活などに関わってくるので学びがいがあります。
また自分の場合は食品系の研究室に所属しているということもあり、おいしいものがいっぱい食べられます(笑)他の研究室からお裾分けなんてこともあります。
忙しいですが、忙しいからこそ充実した大学生活を送れると思います。せっかく大学に行くのなら自分の学びたいことをとことん学ぶべきだと思います。
農学部向きな人
いろいろと書きましたが、以下のような人が向いていると思います。
- 食品、化粧品などに興味がある
- 農学、食全体に興味がある
- バイオロジーなど最先端な応用技術に興味がある
- おいしいものがすき
- 積極的に友達を作るのが苦手
- 充実した大学生活を送りたい
- 理系でも男女比が同じとこに行きたい
もし心惹かれるようであればぜひご検討ください。